一般歯科・予防歯科・口腔外科

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歯は、身体がつくった「宝石」です。歯の成分は、生体鉱物ともいわれるハイドロキシアパタイトがほとんどを占めています。そのため、虫歯や歯周病から守って健康な状態を保てば、100年近くは持つといわれます。三島市・長泉町の歯医者であり三島駅から徒歩4分の場所にある「新美歯科オーラルケア」でしっかりと予防し、悪くなったらすぐに治療を行い、歯を大切にしましょう。

虫歯について

虫歯とは、歯に虫歯菌が感染したことで起こる病気で、生活習慣病の一つとも言われます。私は大学院生時代に、歯の解剖や組織学の研究を専攻していました。そのため、歯そのものに強い愛着や興味があり、患者さまの歯を守りたいという気持ちも人一倍あると自負しています。

精密な治療を実現するマイクロスコープをはじめとした治療器具、治療に使用する各種材料をこだわりながら取り揃えています。患者さまがいつまでもご自身の歯で食事を楽しめるように、しっかりとサポートします。

虫歯を防ぐお砂糖との
上手な付き合い方

虫歯は生活習慣病の一つと言われています。歯を守る最大のポイントは、食生活の見直しです。砂糖と上手にお付き合いをして、虫歯を防ぎましょう!

お砂糖博士®が教える
お砂糖との付き合い方

入念な検査でなるべく削らず
歯を残す虫歯治療

歯科医師や歯科衛生士など複数人で患者さまのお口を確認し、虫歯をしっかりチェックします。さらに、拡大鏡やレントゲン検査によって治療すべきか、経過観察すべきかを判断します。治療が必要な虫歯が見つかったら、速やかに治療を開始します。

痛みの少ない治療を心がける

治療中に痛みが予想される場合は、歯科用麻酔をしっかり行います。しかし、炎症が発生している急性期は麻酔が効きにくい傾向にあります。そのため、各種消炎処置を施して腫れや痛みを抑え、麻酔が効きやすい後日に治療することもあります。

虫歯の進行具合

C0(ごく初期の虫歯)

歯の表面からカルシウムなどの成分が溶け始めている状態です。痛みなどの自覚症状がないため、ご自身で気付くことはほぼありません。この段階で治療できることが理想的です。

C1(初期の虫歯)

歯の表面のエナメル質にとどまった初期の虫歯です。自覚症状はほぼありません。治療としては、経過観察や歯を削った部分にCR(コンポジットレジン)の充填処置を行います。

C2(痛みを感じる虫歯)

虫歯がエナメル質を超えて象牙質にまで進行しはじめた状態です。痛みはほぼないことが多いですが、冷たい物がしみたり、噛むときに痛みを感じたりします。コンポジットレジン充填やインレー(型採り)で歯を削った部分を埋める処置をします。

C3(神経まで進行した激痛を感じる虫歯)

歯髄(歯の神経)にまで進行してしまった虫歯です。まれに痛みがほとんどないこともありますが、基本的には強い痛みをともないます。歯の根の治療である根管治療を行い、クラウン(被せ物)をして歯を補います。

C4(神経が壊死し痛みを感じなくなった虫歯)

虫歯によって歯のほとんどが失われた状態です。神経が壊死しているため、痛みなどの症状はありません。根管治療とクラウンによる補綴、または抜歯を行います。

削る量を最大限抑えて
再感染を防ぐ白い詰め物

三島市・長泉町の歯医者「新美歯科オーラルケア」では、歯を削る量を最大限に抑える虫歯治療を心がけています。比較的小さな虫歯治療に適用の詰め物には自由診療の白いハイブリッドセラミック充填をお選びいただけます。ハイブリッドセラミック充填は高い審美性だけでなく、歯との接着性が高く2回目の虫歯の発生を抑えます。型取りが不要で、一回の治療で完了するところも利点です。

欠点としては自由診療で費用がかかる事と、一回の治療時間が1時間程度とややお時間をいただく点です。一生大切な歯を守るために、小さな治療をいかに精密に行うかが重要と考え、特に力を入れている治療です。

詳しくはこちら

根管治療

根管治療とは、歯髄(歯の神経)にまで達した重度の虫歯に対する治療です。抜歯せずに歯の根を残せる最後の方法ともいえます。感染した歯の内部(根管)を化学的に清掃・殺菌し、被せ物をして歯を補います。

根管治療は1回の治療時間が長く、回数も多くなる治療です。大切な歯を守るため、誠意を持って取り組みます。基本的に根管治療は保険診療で行いますが、歯科医師の判断で必要に応じてマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や歯科用CTを用います。

歯科用CTにより安全で
精度の高い根管治療を

精度の高い根管治療を実現するには、精密な検査が重要です。歯科用CTは、3次元撮影により、従来の二次元撮影のレントゲンでは分からなかった歯根の形態を詳細に把握できます。歯根の病変、歯周組織の状態、あごの骨の状態、神経・血管の位置などが明らかになります。

これらの情報を活かし、安全で精度の高い根管治療を実現します。

※CT撮影は基本的に保険診療で大臼歯を撮影しますが、症例により自由診療で撮影する場合があります。

マイクロスコープで
患部を拡大して行う精密な治療

歯はとても小さなものですが、根管はさらに小さく複雑な形状をしています。そのため、肉眼ではある程度の視認をした上で、手指感覚を頼りに治療します。当院では、視野を拡大して患部を明るく照らせるマイクロスコープを用いて根管治療を行います。

根管内部も細部まではっきり見えるので、感染物質の取り残しや健康な歯質の削りすぎを防ぎます。こうした精度の高い治療により、歯根の病変の再発リスクを最大限抑えていきます。

「酸」で歯が溶ける?
酸蝕症という病気

酸蝕症(さんしょくしょう)とは、強い酸性の飲食物(柑橘類、各種お酢、甘酸っぱいお菓子や清涼飲料等)によって本来硬い歯の表面が柔らかくなり異常にすり減る病気です。自覚症状が乏しく、指摘されるまで気が付かない事が多いのですが、歯が沁みる知覚過敏が初期症状として伴う場合もあります。

酸っぱいものがお好きで、よく歯が沁みる方は要注意です。歯が少しずつすり減る事は生理的な現象(加齢現象)ですが、酸蝕症は進行すると歯質が薄くなって黄ばみ・すり減りが著しく、歯が老化しているともいえます。歯の健康を守るには早期発見と対策が大切です。

歯周病について

歯周病は、歯周病菌による感染症で生活習慣病の一つとされています。放置すると歯を失ってしまう恐ろしい病気です。健康を保つためには、細菌が潜むプラークをしっかり取り除き、免疫力を高めるために生活習慣を整えることが大切です。

歯周病治療には
患者さまの協力が大切!

歯周病をしっかり治すためには、信頼関係と患者さまご自身の協力がとても重要です。

初診の際には、お口から採取した細菌を実体顕微鏡にて見ていただきます。その目でご確認いただくことが、これから行う口腔ケアへのモチベーションの維持に大切であるためです。歯科医院での処置とご自宅でのケアをしっかり行い、効果的に歯周病を改善していきましょう。

進行の段階に合わせた歯周病治療

歯肉炎

症状 状態
  • 歯ぐきに発赤がみられる
  • ブラッシングすると出血してしまうことがある
  • 痛みなどはなく無症状
状態 痛みなどの自覚症状は無く、歯周ポケットの深さも3mm程度と一見健康な範囲ですが、歯ぐきに発赤と腫脹などの軽度炎症があります。正しいブラッシングと歯科医院での専門的なケアでプラークコントロールしていけば、健康な歯ぐきを取り戻せます。

軽度歯周病

症状 状態
  • 歯ぐきには引き締まりがある状態
  • 歯ぐきがところどころ赤くなっている
  • ブラッシングすると出血してしまうことがある
  • たまに歯が浮くような感覚がある
  • 歯ぐきがむず痒くなることがある
状態 歯肉炎から少し進行し、歯を支える歯槽骨がも軽度の吸収があります。歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットが、健康な状態と比べると深くなります。痛みなどの自覚症状はありませんが、実際には炎症が起きている状態です。そのため、ブラッシングの際に出血してしまうことがあります。
正しいブラッシングと歯科医院での専門的なケアでプラークコントロールしていけば、健康な歯ぐきを取り戻せます。

中等度歯周病

症状 状態
  • 歯ぐきが赤く腫れ、痛みや腫れなどの症状がある
  • 歯ぐきからの出血だけでなく、膿が出てくる
  • 以前と比べると口臭がきつくなってくる
  • 冷たい食べ物・飲み物が歯にしみてしまう
状態 軽度歯周病が進行して歯周ポケットがさらに深くなります(6mm以上)。炎症も進み、歯槽骨の吸収は半分近くまで及びます。
歯ぐきが徐々に下がる「歯肉退縮」によって、歯が長くなったように感じはじめます。また、歯が少し動くようになります。

重度歯周病

症状 状態
  • 歯ぐきの発赤、腫脹はさらに進展する
  • 歯ぐきに触ると血や膿が出たりする
  • 歯に触るとグラグラと揺れる
  • 口臭がさらにきつくなってしまう
  • しっかり噛めず、快適に食事ができない
状態 中等度の歯周病から進行して歯周ポケットはさらに深くなり、歯を支える歯槽骨も半分以上が吸収され、触るとかなりグラグラします。放置すると抜けるには時間の問題です。
抜歯または歯周組織再生療法や、深い歯周ポケットの内部を治療する歯周外科治療が必要です。

治療後の予防歯科について

虫歯や歯周病の治療が終わったら、お口の良い状態維持と病気が再発しないために、予防処置へと移行します。定期検診の目安は4~6ヶ月ごとです。歯や歯ぐきの状態や患者さまのご希望によって、通院ペースを短くしたり長くしたりします。

当院で行っている予防処置

プラークの染色

染め出し液で歯に付着しているプラークを染め出します。磨き残し部分が可視化されるため、どの部分が磨けていないのか、どのようにすれば磨き残しがなくなるかをしっかりご理解いただけます。

そのため、より効果的なセルフケアにつながります。また、プラークの染色は、歯のクリーニング時にも役立ちます。

ブラッシング指導

ブラッシングは患者さまご自身でできるとても大切なセルフケアです。歯科衛生士が、患者さまのお口の状態、歯の生え方を考慮して、最適な磨き方をご提案・アドバイスします。お口の中をより効果的に清掃できるケアグッズのご紹介もしています。

スケーリング

スケーラーという専用器具によって、歯に付着した歯石を取り除きます。歯石は、プラークと異なり、歯の表面に強固にこびりついている細菌の塊です。そのため、ブラッシングでは取り除けません。歯石は歯周病を進行・悪化させる原因なので、スケーラーにより定期的に除去することが大切です。

歯面研磨

お口の衛生管理のプロである歯科衛生士が、専用機器によって歯をクリーニングします。PMTCとも呼ばれる処置です。ブラッシングでは落としきれない汚れを隅々まで徹底的に除去します。痛みはなく処置後はとても快適です。歯の表面がツルツルになるので、汚れもつきにくくなります。

定期的なレントゲン撮影

むし歯や歯周病のリスクの高い方には数年おきにレントゲンの撮影をお勧めしています。 肉眼では掴めないお口の変化を掴み予防や早期治療に役立てます。

パウダーメインテナンス

着色汚れはブラッシングだけでは落とし切ることは難しく、歯は徐々に黄ばみます。

専用のパウダーをジェット水流によって歯に吹き付けて、歯にこびりついたプラークや着 色汚れなどを除去する処置です。エアフローやジェットクリーニングとも呼ばれます。

※当院では現在、必要に応じて保険診療内で行っております。軽度の着色の方には使用しておりません。

フッ素塗布

歯質強化や再石灰化を促す効果のあるフッ素を歯の表面に塗布する処置です。ごく初期の虫歯であれば、フッ素塗布とブラッシングによって改善することもあります。

また、殺菌効果もあるので、定期的にフッ素塗布を行えば歯を虫歯から守りやすくなります。お子さまや虫歯リスクが高い方に効果的な処置です。

歯肉のマッサージ
「ガムマッサージ」

ガムマッサージとは、歯ぐきのマッサージのことです。日常ではなかなか味わえない歯ぐきへの快適な刺激で、顔周りをリラックスさせられます。「とても気持ち良い」「また受けたい」と、患者さまからも好評です。

定期的なクリーニングの最後に、ご希望されるか伺いますので、興味がある方はぜひ受けてみてください。

親知らずの抜歯・
口腔外科について

三島市・長泉町の歯医者「新美歯科オーラルケア」では、重度の虫歯や歯周病、親知らず、歯列矯正などにともなう一般的な抜歯に対応しています。抜歯時には痛みの少ない電動麻酔器を使用し、必要に応じて歯科用CTにて安全に抜歯を進めます。できる限り、身体への負担が少なくなるように配慮するのでご安心ください。

※歯ぐきに深く埋もれた埋伏歯など難症例の抜歯については、近隣の総合病院の口腔外科をご紹介することもあります。総合病院への受診は紹介状が必要なので、ご希望の方はご相談ください。

矯正治療が大切な理由矯正治療について

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急患随時対応しています 055-988-8239

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